今年前半を振り返って。(レコーディングからBNNまで。)

気がついたら⋯
もう5月になっていて驚きます。
自宅があるウィンチェスターも桜満開です!


このブログも何故かご無沙汰していました。
 今年2018年は最初から素晴らしく音楽にフォーカスしていたせいかも?!



11月末から取り掛かったバッハ“シャコンヌ”の練習を2月末の
レコーディングまで必死でした⋯
特に1、2月はFBもせずに7〜8時間ずつ毎日朝4時まで。。
自分の演奏を録音録画しては聴き⋯直すという事を246回もしていた(wow。
 
それにあらゆるバイオリンやピアノ、ギターの名録音を全てチェックして

マリンバに効果的な音を深求してアナライズしながらアレンジを繰り返し⋯
我ながら本当に頑張った感あり。

それだけの深く素晴らしい音楽に向き合えたことは大いなる私の財産に
なったと信じます。

その甲斐があり無事2月29日に録音出来ました。


クラッシック界の巨匠プロデューサーStevenエプステイン氏が
レコーディングが終わった後⋯
“She is true artist!”と言っていたと夫から聞いた時は
思わず涙が溢れ出ました。
  


この録音はとっても達成感があったので⋯
Stevenからリフミックスが届くのが楽しみでたまりません。
しかし、この大曲は永遠に勉強しながら弾き続けるのだろうなぁ〜と
思い。。こういう一生かけて演奏できる音楽と出会ったことにも
今更ながら幸せを感じています。

レコーディングでは他にもジョン・ゾーン新作の私とリチャードのデュオ曲や
バッハのクロマテックファンタジー&フーガをバンドネオンとのトリオでも録音。

   

バンドネオンとベースとカルテットでのピアソラ曲、人気あるデュオ曲マッケンリーの
新しい楽章なども録音しました。


3月末は初めてのワシントンDCでの公演でした。

4月1日ナショナルギャラリーに招聘されてリチャードとのデュオで
コンサートしました。
600名のお客様から総立ちで喜んでもらえました。


翌日はアメリカ🇺🇸日本大使館相川公使のご自宅でミニコンサートもしました。


沢山のステキな出会いがあり感謝。
NYでいつもお世話になっている村瀬裕子さんの
コネクションです!
  


4月前半リチャードは息子ピーターとのツアーだったので、
私は自宅に残り2週間後に控えるレコーディングの為の猛練習をしていました。
ほとんどが新曲だったので毎日7ー8時間を1曲を一時間ずつ集中して計画的に
やったところ、とっても効果的だと思えたし、
自分と戦いながら本当によく練習頑張った感あり。笑!

そして、ようやく峠を超え⋯
これでレコーディング出来ると確信した時に⋯
なんと⋯なんと...
ケンタッキーで夫が風邪をこじらせ肺炎で倒れて病院に行ったと知らせが来て⋯
一気に気が動転しました。
肺炎で亡くなる人もいるので
心配で心配でたまりませんでしたが⋯
帰宅するのを待つしか出来ず⋯

とりあえず一週間後に控えたレコーディングは無理だと思い
プロデューサーStevenやスティーブ・ガッドに電話して
相談したら延期すべきだと言ってくれたので⋯
レコーディングに参加するミュージシャンにお詫びと延期するメールをしました。
皆本当に優しくて思いやりがある返信に大感謝でした。

夫が帰宅してからは毎日看病してました。
見張っておかないと直ぐ練習してしまうので・・
練習を止めるのが大変でした。笑
アボガド納豆とお湯にマヌカ蜂蜜に生姜とレモンTEAを毎日作ってあげましたよ。
  


徐々に元気になっていきましたので⋯
レコーディングは出来ませんでしたがNYCでの2つの
コンサートは決行しました。


一つは4月27日NY国連の川村大使の御自宅での
素敵なミニコンサート。
  
お客様は各国の大使の皆様が来られていました。

川村大使ご夫妻は本当に素晴らしいカップルで大好きです!

日本人の参加者はわずかでしたので...
日本国際交流基金の本田所長さんとBNNの木下聖子さん、そして村瀬ご夫妻と
ゆっくりお話できてとっても楽しかったです。
  




2つ目のコンサートは4月29日ブルーノートNYブランチショーの
依頼があり2セットしました。

狭いステージに私の大きなマリンバが乗るのか心配しましたが
8時半に搬入して先ず組み立ててちゃんとセッティング出来た時
思わずYEAH!と叫びました。笑!


ワシントンDCでもNYでもアンさんの次男Bilさんがマリンバを運んでくれてl
手伝ってくれたので大変助かりました。日本でもアメリカでもマリンバを運んでくれる人は私にとって神様です。笑

9時半のサウンドチェックに間に合い本当に良かったです。



セットリストはリチャードが無理なく演奏できるように
一曲ずつ休めるようにしました。


メンバーはドラムはデューク・ガッド、ベースはペドロ・グワルト、
ギターはジョン・トロペイそしてピアノはセルジョ・バイエッタ。



とても良いライブだったとお客様が喜んでくれたので良かったです!
ブルーノートのマネージャーが気に入ってくれたのも嬉しかった。


ブルーノートはギャランティーの仕事だったので
観客動員はしませんでしたが、誘わなくてもチケットを買って来てくれる
親友たちがNYにいてくれることが本当に嬉しかったです
終わった後は何と楽器のかたずけも手伝ってくれました。
大感謝。本当に有難うございました。



さて、明日からは2ヶ月間のツアーへと旅立ちます!
アラスカで10日間、シアトル3日間、日本が1ヶ月半と沢山コンサートします。

先ずアラスカはJuneau Jazz&Classic festival
で3公演と2ワークショップ。
初めて行くアラスカ!寒くないことを祈りながら⋯
どういうマリンバが用意してあるか?
どういう出会いがあるかとっても楽しみです。

日本公演につきましては又スケジュールをブログ致します!

Hope See you soon!
感謝を込めて。
Love,MIKA












コメント

このブログの人気の投稿

ミカ&リチャード・ストルツマン2023来日スケジュール

Premier Marimbist Mika Stoltzman Returns to Carnegie Hall for the Eleventh Time in One-Night Only Concert May 2, 2023!

新譜CD”Sprit of Chick Corea"