新譜CD”デュオカンタンド”をリリースして。

やっと(笑!
私とリチャードそしてプロデューサーSteven Epstein氏の
情熱をかけた新しいアルバム"DUO CANTANDO"が完成して....
先月(3月9日)無事私にとっては初メジャーレーベルの
日本コロムビアからリリースされました。




私はそのリリースを見届けようと
2月後半から3月頭にかけて日本(東京)へ行き...
私が出来る範囲での様々なプロモーションをして来ました。

実際のところ....
$45,000以上かかった録音費用の原盤をタダでレコード会社に渡して
CDプレス&パッケージしてもらい売り出してもらうのですが...
CD一枚(3000円)売れて私達に入るロイヤリティーは、
たったの400円ぐらいなのです。
なので自分でお金を出して日本まで行きプロモーションをして
時間を費やしたりするのは....
先ずビジネス思考のアメリカ人には考えられないことかも知れません(笑?!

しかし、新しいアルバムを作るということは自分の子供を産むことと
似てて....演奏家としての自分にとっては、その時代のメモリーや歴史でもあるので ....
一人でも多くの人達に聴いてもらいたいと心からそう思う
”愛情”が溢れ出てくるのですね〜
それにマイナーな楽器を演奏して仕事をする私達にとって
CDというのは名刺代わりなので,,,
これでビジネスが潤うということは一切考えられません。
ただ自分が編み出した音楽が後進に影響を与え、なんらかの形で
歴史に残って行くことを願うだけです。

何れにしても過去の私のCDの中では5枚目にして
何処にだしても恥ずかしくないアルバム(音源)が作れたと信じてます。


それに加えて、さすがにメジャーレーベルの日本コロムビアが
素敵なアートワークとブックレットでCDを完成してくれました!


ブックレットには....
尊敬する日本を代表する音楽ライター中川ヨウ氏の素晴らしい5ページにわたる
ライナーノートと....
日本が誇る放送作家&脚本家小山薫堂氏と
音楽界の巨匠チックコリアさんからのコメントが入ってます。

何はともあれ...
原盤を作る際にご支援いただいた末永浩毅氏始めとする
125名キックスターターバッカーの皆様には心から心から感謝申し上げます。
(キックスターター無くしてはこのアルバムの完成は語れません。)

さて、新譜CDをリリースして一ヶ月が経ちました....
気分的には、あとのPRなどはレコード会社に任せて
次に進むことに頭が回っています。
実は既に、前回のレコーディングでの反省点を生かしながら
次のレコーディングのことを考えているのですね〜笑

まだ詳細は語れませんが、ご期待ください!

最後に応援くださる皆様方へ感謝を込めて
新譜CD”デュオカンタンド”を聴いた著名な方々の感想や各媒体の
CDレビューをご紹介いたします!

*愛するチックコリアさんから...

I listened to the concerto and the rest of the beautiful album. 
What a gorgeous set of music. 
Congratulations to the both of you. ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️

The sound of the Marimba and the clarinet are beyond wonderful.
Such a great and creative collection of new music – that in itself is a major accomplishment I would think.
It is an amazingly beautiful creation. 
👏🏽👏🏽👏🏽👏🏽👏🏽👋🏽👏🏽👏🏽👏🏽👏🏽🎵🎵🎵🎵🎵👍🏽🎵🎵🎵🎵
          ⭐️💥⭐️💥⭐️
Love,Chick 
    ブルーノート東京で中川ヨウさんがチックに新譜CDを手渡して下さいました!
       
     


*NYのアイコンと言われている作曲家ジョン・ゾーン氏から....

"my dear mika
thanks so much i love your new cd
an honor to have a piece on it!
will think very seriously about a duo piece
am sure i can create something you will love
respect and hugs to you and maestro dick
john "


*小山薫堂氏からCDジャケット帯へのコメント.....

ふたりの奏でる音楽は

聴く者を安らぎの森へと誘う。
ゆっくりと心に沁みてくるのは、
優しさと温もりと懐かしさ、
そして少しばかりの悲しみ。
つまりそれらは、
人生に最も必要な愛の欠片なのだ。
小山薫堂



*イントシケイト(タワーレコード雑誌)
”熱い思慕と自由な歌心を持ち合う夫妻のワールド・プレミアなデュオ作”
(佐藤英輔)


*雑誌ぶらあぼ4月号
”マリンバとクラリネットが織りなす最前線のアルバム登場!”(宮本明)



*日経新聞
”クラリネットとマリンバ、絶妙な絡み合い”
クラッシックや現代音楽かつジャズまで、スリリングな音の絡み合いを楽しませてくれ
る。” (吉田利宏) 

*婦人公論4月11日号
”2人の音楽的な語り合い、美しい音色、音楽のボーダーを越えようとする
強い意志が心に沁み入る。”(中川ヨウ





*CDジャーナル 4月号

”マリンバとクラリネットが織りなす、たったひとつの幸福な音楽”(オオマダアツシ)

*なんと素敵な雑誌”エンジン”にも掲載されました!
詳しくは購入して読んでみてくださいね!
中川ヨウ氏が”ジャンルを超えて活躍する音楽家たち”
で新譜CDを取り上げて下さっています。感謝。 


*ジャズジャパン4月号
世にも稀で,世にも美しいクラリネットとマリンバのデュオが誕生した。クラリネットのレジェンド,リチャード・ストルツマンと会う人すべてを魅了するマリンバ奏者ミカ・ストルツマンからなる二重奏は,時に懐かしく,時に物哀しく,時代を越えて,後世に歌い継がれてゆくであろう。(落合真理)



他にもあるはずなのですが(笑
またいずれ投稿いたします!

最後に、JAL国際線の機内で4月から9月までの6ヶ月間と
ANA国際線で5月から7月までの3ヶ月間、
”デュオカンタンド”が聴けますので、もし乗られる方がいらっしゃったら
ぜひ飛行機の中での音もお楽しみ下さい。


ANA



今後とも宜しくお願いいたします!

ありったけの感謝を込めて。

Love,MIKA

















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