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新譜CD「Palimpsest」リリース❣️

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6月7日にリリースした CD 『 Palimpsest』 ❣️ の素晴らしい評価が沢山来ています。 英グラモフォン誌のレビューも来月来るそうですが.... 取り急ぎ今来ている批評を紹介させて下さい! 日本でも東京エムプラスから発売されて全国のレコード店で良い感じで展開されてます! とっても嬉しいです!感謝感激! https://classicalmodernmusic.blogspot.com/2019/07/mika-stoltzman-and-richard-stoltzman.html?m=1 人生と音楽の伴侶であるマリンバの達人ミカ・ストルツマンと高名なクラリネットの巨匠リチャード・ストルツマンの共同による力強い二人三脚のアルバム「パリンプセスト」( Avie 2409)  幅広い分野のクラシック作品とコンテンポラりー モダニズムの編曲が多岐にわたり紹介され飽きさせないし、二人のアーティスト自身とその二人の間にかもし出される驚くほど豊かな音色による音楽性が際立っているという点がこのアルバムの優れたところである。 幕開けの音楽としてJ.S.バッハの編曲もの2曲「半音階的幻想曲とフーガ」が、まずクラリネットソロを、フーガではクラリネットとおよび新たに加わる胸に染みるバンドネオン( H. デル・クルトによる。後述。)を軸に展開する。 そしてバッハの「シャコンヌ」のマリンバの為の特別な版が聴かれる。フーカの主題のアイディアの軸はマリンバであり、この楽器の際立った特質である木の音色の温かさが見事に効果的に表現されている。 そのあとはラヴェルのうっとりするような作品「亡き王女のためのパヴァーヌ」へと続くが、クラリネットとマリンバによる述懐のごとく、ますます印象的に聴こえる。叙情的な華麗さが新たな生命と活気をもたらし、それが私たちにとってよい結果になっている。 そしてウィリアム・トーマス・マッキンレー(1935-2015)の音楽が登場。「モーストリー・ブルース2番、8番および12番」。これはコンテンポラリー モダンの作品であると同時にアメリカのジャズっぽい様式によって味わいが増している。 アルバムタイトルであるジョン・ゾーンの「パリンプセスト」は、運動・知

カーネギーリサイタル終了!

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一年かけて準備したカ - ネギ - ホ - ル 10 回目のリサイタル。もとはと言えば、2年前に三カ月間かけて編曲してレコーディングしたバッハ / シャコンヌをカーネギーで演奏したくて リサイタル開催したのです。 しかし、この難曲しかも音楽がとても深く … しかも長い大曲 17 分をソロでしかも暗譜で演奏するなんて … これまでの人生においての最大の音楽的チャレンジでした。 それでも、いきなり NY で初演するのは怖かったので、 1 月頭メキシコ 🇲🇽 サンミゲル公演でシャコンヌ本番をやり … そこでバッハをパブリック ( お客様の前 ) で演奏するのが如何に怖いか?を初めて思い知らされたのです。 その後はメンタルトレーニングの本を読みあさり、それに忠実に従ってシャコンヌの練習に励みました。三月から既に緊張感たっぷり。毎日毎日これまでにない集中力でした。 シャコンヌの本番を経験する為に 10 日前にボストンでもリサイタルし、ここが一つのゴールとして励んでいたので、この時の本番で上手く行ったことが一つの安心感になりました。                            (写真はボストン公演) その数日後には All Music から絶賛 CD レビューが届き、 何と! 私のシャコンヌ編曲、演奏が、 『圧巻は、微光を放つテクスチュアに込められたバッハの多声の思いを表出させたミカ ストルツマンの想像力だろう。見事というしかない。驚くべき傑作だ』 と評されていたのです。 信じられませんでしたが・・大きな自信に繋がりました。 神様からのお導きがあった感じですね。 さあ! い よいよカ - ネギ - 本番 ❣️ プログラム1曲目は全く心配してなかったジョンゾーンのマリンバソロ。最近一度も外した事なかった自信作なのに。。。ギリギリまでリハで切れた鍵盤の紐を変えたり調整したりしてバタバタして大急ぎでメークアップしたりした動揺が完全に出てしまい。。私的には散々.... 舞台袖に戻り水を飲み...気を取り直してステージへ... 二曲目には一番大曲で一番メインで一番心配したバッハ / シャ